私「ねーねー。なっちゃん、私たちが付き合ってること知らなかったんだね。この間、飲んでる時に知ってると思って、わたし言っちゃったよ!」
マサキ「あ~…そうなんだ」
『そうなんだ』って何やねん!(゚д゚)
私「何で言わなかったの?」
マサキ「まぁ聞かれなかったし…わざわざこっちから言うことでもないかなって」
…予想通りの答えだな。
私「てか、なっちゃんと出会ったのもペアーズだったんだね!」
マサキ「!」
あ、これはさすがにあんま知られたくなかったっぽい?
マサキ「あ~…まぁ、そうなんだけど、最初から仕事教えるっていうので会ってるからなぁ。なっちゃん、自分でお店やりたいみたいでさ」
私「らしいね、聞いたよ~!けどさ、マサキ的にはどうだったの?付き合いたいな~って気持ちとか。全くなかったわけじゃないんでしょ?」
マサキ「……まぁ。最初はちょっとくらいはあったかも?だけど……。でも今は完全に仕事仲間としか思ってないよ」
やっぱりね!!(´;ω;`)
なっちゃん、可愛いし気が利くしコミュ力高いし…
そりゃ『いいな』って思うよね!
私の不穏な空気を感じたのか、マサキがフォローを入れてきた。
マサキ「それになっちゃん、今ラブラブな彼氏いるしね!よくノロけてるよ(笑)」
私「あ~…何か地元の子?だっけ?」
マサキ「そうそう!めっちゃ仲いいみたいだよ」
なっちゃんの彼氏は、この間の飲み会でも見せてもらったから知ってる。
さわやかなイケメンで、なっちゃんとすごいお似合いだった。
マサキとなっちゃんの間に何かあるとは思わないけど、マサキってあまり自分から話すほうじゃないから、大切なことも言ってくれなかったりするんだよな…。
私が彼女ってことを、職場の人に伝えておいてほしかったし
なっちゃんとペアーズで出会ったことを、私に話しておいてほしかった。
って思ってしまうのは、私のワガママなのかな……?