私「マサキ。あの、さっきトイレ行った時にこれ、洗面台で見つけちゃって…」
マサキ「え…?」
歯ブラシセットに目をやるマサキ。
どんな顔して――?
無 表 情 (・_・)
www
もともと感情出さないタイプだからな~。
焦ってるのか、身に覚えがなくてただビックリしてるのか、何なのか分からない!!(´;ω;`)
私「誰のだろう?って思ったら気になっちゃって――。変なこと聞いてごめんね!マサキのではないよね?」
本当はブチ切れたいくらい気持ちなんだけど、「嫌われたらどうしよう」「重いって思われたらどうしよう」っていう気持ちが勝ってしまって、中途半端な詰め方になっちゃった(´;ω;`)
マサキ「オレのではないね。誰のだろう…?」
( ゚Д゚)!!!
知らんがな!
それを聞いとんや!
私が知るわけないやろ!!
私「ピンク色だし、なんか女の人なのかなって思って。誰か来たんじゃいの?」
感情が高ぶってきて、ちょっと攻め口調になってしまった。
マサキ「いやまぁ、1階はお店だし、仕事関係の人が出入りすることもあるよ」
私の言い方にムッとしたのか、マサキも強めの口調で返してきた。
私「1階でも歯磨きできるじゃん!2階まであがってくるの?浮気とかじゃ……」
マサキ「本当に知らないって!っていうか、浮気するならもっとうまくやるよ。そんな分かりやすいもの、オレが放置しとくわけないし」
……たしかに。
マサキはけっこう周りを見てるタイプだし、普段からこまかいことにも気が付く人だ。
もし浮気するんだとしたら、こんな凡ミスはしないかもしれない。
――けど、なんだ!その言い方!
何か腹立つ!!(←理不尽な怒り)
マサキ「じゃあ…だれの…(´;ω;`)」
感情が高ぶりすぎて、なんか涙出てきたよ…。
冷静に話すはずだったのに!
もうヤだ――(ノД`)・゜・。
マサキ「分からんって…。なっちゃんのとかじゃないの?」
!!!
なっちゃん!
なっちゃんにカフェを手伝ってもらうこともあるって言ってたし、確かにありえるかも…?
私「じ、じゃあ…なっちゃんに聞いてみてもいい?」
↑引っ込みがつかない攻撃的感情
マサキ「好きにしたら(^^;)」
ちょっと呆れながらそう言われたけど、こんなモヤモヤしたまま、今日一晩過ごしたくない!!
ちなみに、この時点ですでに深夜1時半。
迷惑かな?とは思いながらも…
『いつも2時頃までアニメ観たりしてる』って前になっちゃんが話してくれてたし…
連絡してもいいかな……?
ということで、浮気疑惑で理性を失っていた私は、なっちゃんにLINEをしてしまいました!(←まじで迷惑)