決意を固めてお風呂から出てきたわたし。
ドライヤーを終わらせ…
いざ!マサキのいる部屋へ!!
私「ただいなま~」
マサキ「おかえり~」
特にいつもと変わった様子もなく
一人でゲームをしているマサキ。
よし!いくぞ――!
私「ねぇマサキ。ちょっとさ、聞きたいことがあって」
マサキ「ん?なに??」
私の改まった雰囲気に
いったんゲームの手を止めて、私のほうに体を向けてくれた。
私「えっとね、あの……変なこと聞くけど、前に私が泊まりに来てから、誰かここに泊まりに来たりした?」
マサキ「え……?」
怪訝そうな顔。
その反応はシロかクロかどっちなんだ――!?
マサキ「いや、誰も来てないけど。何でそんなこと聞くの?」
私「そっか……。本当に?怒らないから本当に正直に言ってね!私はできればマサキの口から聞きたいっていうか……」
もう完全に浮気だと決めてかかるわたしw
マサキ「いや、正直に言ってるんだけど。何でなん??」
私「……ゴムの数がさ、なんか……少なくなってるんだよね」
マサキ「!?」
驚いてる。
それは、浮気がバレたから?
それとも『え、こいつゴムの数とか数えてたん?そういうタイプ?』的な??
マサキ「え、何それ。勘違いじゃないの?」
私「勘違いじゃないよ!1個…減ってる……。だからマサキが誰かと使ったのかなって……」
あ、やば。
ちょっと涙出てきた。
マサキ「使ってないよ!てか誰も来てないって!!」
私「じ、じゃあ、何で…何で減ってるの!?」
マサキ「いや、俺にも分かんないって。数え間違いじゃないの?」
私「そんなわけ――!」
前、確かに数えたもん!
8個あったもん!!
マサキ「とにかく、そんなこと言われても本当に身に覚えがないんだって!」
私「そんな……」
え、本当に私の数え間違いの可能性もある?
何かそこまで自信満々に言われると、自信なくなってきたかも……。
私「でも、前は8個あって、その後1個使ったから、7個のはずなのに……6個しかないんだもん!」
マサキ「だからさぁ~……」
と、こんな感じの押し問答が続くこと30分。
マサキ「本当にオレにも分かんないって!もうラチがあかないよ!はい、もうこの話はおしまいね!」
私「え――」
強制終了されてしまった(´;ω;`)
でも確かに、明確な証拠があるわけじゃないから、これ以上話してても平行線なんだよなぁ……。
あ――!証拠に写真とか撮っておけばよかった(ToT)
そんな感じで、この日はモヤモヤは残ったままだけど、時間も遅かったので、いったん眠りにつきました。