マサキと付き合って
気づけは1年半ほどが経っていました。
とはいっても
ラブラブだったのは最初の半年ほどだけで
その後は、マサキの態度もどこかそっけなく……
半年前の「ゴムの数が減ってる事件」からは
さらに連絡頻度は減り
会ってもお互い無言で違うことをしている時間が増えていました。
「落ち着いた」って言えばそうなのかもしれない
「冷めた」って言えばそうな気もする。
まぁそれでも
燃え上がるような「好き――!!!!」じゃなかったとしても
1年半付き合った情もあるし
お互いいい年だし
そのうち「結婚」とかもするのかな~とか思ってたわけですよ。
わたしはね!!
ところがマサキの家に泊まりに行った日。
また事件が起きます(←何度目w)
マサキの家は、1階がカフェ、2階が居住スペースっていう変わったつくりになっているんですが
トイレが1個しかなくて、マサキが普段使うトイレは、カフェのお客さん用トイレでもあるんです。
その日は近くの居酒屋で飲んでから、マサキの家に行くことになっていました。
居酒屋でビールを飲みながら、ゴキゲンのわたし♪
私「最近はお仕事忙しいー?カフェは開けてるの?」
マサキ「それが居酒屋の方が1人辞めちゃってさ。そっちが忙しすぎて、カフェはもうずっと開けれてない」
私「そうなんだ!じゃあバイト求人とか出してるの?」
マサキ「出してるよ~。けどへんぴな場所だし、なかなか見つかんなくてさ」
ふ~~ん。大変なんだなぁ。
という感じで、お酒の力もあって、いつもより会話もはずんだ後
マサキの家に移動しました。
家について早々
私「お手洗い借りていい~?」
マサキ「どうぞ~。先に上あがってる」
ということで、1階のお手洗いへ。
スッキリしてトイレから出てきた私。
洗面台で手を洗っていると、足元にあるごみ箱がふと目に入りました。
あれ?ゴミ箱、いつも空っぽなのに何か入ってる……?
しゃがんでゴミ箱をのぞいてみると――
――は?何これ?
これって…
これって…
おり〇のシート!?