私「和也くん、彼女はいつからいないの?」
オブラート?何それおいしいの?
まどろっこしいのが苦手なので、直球で聞いていきますよ!
和也「2年くらいかな~」
2年!?
2年もこんなイケメンが野放しになっていたと…?
私「そうなんだ。付き合ってた期間は結構長かったの?」
和也「2年くらい付き合ってたよ~」
私「そっか~…年齢は一緒くらい?」
年上だったらいいなぁ…なんて。
それなら私にもチャンスありそうじゃない?
和也「年上の人だったんだよね。6個上だから…まいさんと同い年だ!」
!!!
まじか!やったね!!
超朗報!!
ってことは和也くんは年上OKってことだよね!?
私「私と同い年なんだ!なんか嬉しいかも♪どんな人だったの?とか…聞いても嫌じゃない?」
和也「全然嫌じゃないよ!なんかね、とにかく優しい人だったんだよね。実家がすごいお金持ちみたいで、育ちのよさが出てたな~。本人も大手企業勤めでバリバリ働いてて、なんかの話の流れで貯金額を教えてくれたんだけど、とんでもない額だった…」
ふぉ…!
年上は年上でも、実家が極太の超ハイスぺお嬢様じゃないか…!
ちょっと自信なくなる…(´;ω;`)
私「そ、そうなんだ…。何で別れちゃったの?」
和也「ん~…何かね、テーブルマナーとかもすごいちゃんとしてるから、だんだんオレが注意されることが多くなって。『パスタを音立てて食べないで!』とか…。そういうのが続いて、最後の方は、お母さんみたいだなとか思っちゃって。それで、オレから別れようって話をしたんだよね」
なるほどなるほど。
あんまり口うるさく言われるのは嫌なわけね?
しっかりインプットしときますよー!
私「そっかぁ…。別れてから連絡とかはとってないの?」
和也「それが、たま~に連絡くるんだよね。オレも嫌いなわけじゃないし、たまにやり取りはしてて」
連絡とってるんかい!!!
えええ、それはやっかいだな…。
っていうかそれって、まだ未練があるんじゃ…?
私「元カノと戻りたいな~とかは…ないの?」
和也「正直、今になって、別れてしまったのはもったいなかったんじゃ…と思ったりはしたんだけど、もうキッパリ別れてるし、戻りたいとかはないよ」
もったいないとは思ったんだ!?
で、でも戻る気はないんだよね?
それならまぁ…大丈夫、か…?
和也「じゃなきゃアプリも登録とかしないしね」
私「そう、だよね!」
あ、そういえば…
私「アプリはもう誰か会ったりしたの?」
メッセージの時は、まだ誰も会ってないとは言ってたけど。
あれから少し日にち経っちゃったしね。
その間の、誰かと会ってる可能性はあるよね!?