私「マサキさん、お仕事は何のお店をやってるの?」
マサキ「居酒屋だよ!あとたまにしか開けてないけど、カフェも」
私「2つもお店やってるの!?大変じゃない?」
マサキ「居酒屋の方は、オレもたまにいるけど、基本は人に任せてて。カフェは時間ある時に、趣味程度にやってる感じだよ」
人に任せてる…
オーナーさんってことか!
私「そうなんだ!すごいね…!」
マサキさんはもともと調理系の専門学校を出ていて、自分でお店をやるのが夢だったらしい。
5年前に夢かなって、居酒屋経営をスタート。
2年前から、店長さんにお店のことは任せて、カフェもオープンしたらしい。
マサキさんの仕事の話や、お互いに小説が好きなこともあって、好きな作家の話なんかで盛り上がって、あっという間に3時間ほどが経っていました。
私「マサキさん、そういえば時間は大丈夫?終電とか…」
なんせA県から来てくれてるからなぁ。
特急あるうちに帰った方がいいよね?
マサキ「あ~…うん、そろそろ帰らなきゃだね。めっちゃ名残惜しいけど…。また会ってくれる?」
…きゅんっ!
嬉しいこと言ってくれるじゃないの!!(*ノωノ)
私「もちろん!またご飯でも行こう~」
マサキ「本当に!?やった!約束ね」
えええ、何か可愛いな(´∀`*)
お会計はお手洗いに行っている間に済ませてくれていたので
(さすが飲食店経営者!スマート!)
お礼を言って、駅に向かって歩き出しました。
私「焼き鳥おいしかったね~!」
マサキ「おいしかったね(^^)次回は何食べに行こうか?」
私「マサキさん、何か食べたいものある?」
マサキ「あ…」
私「?」
マサキさんが突然、立ち止まった。
どうしたんだろう?
マサキ「名前さ…『さん』づけやめない?」
私「あ、そうだね!何て呼ぼう?マサキくん、とか?」
マサキ「呼び捨てでいいよ!」
私「じゃあ…マサキ!」
マサキ「何だよ、マイ!」
2人で顔を見合わせて『ふふっ』と笑いあう。
あ~…この感じ!
何かが始まりそうなこの感じ!
すごくいいですね!!←
恋愛初期特有の空気感っていうの?
お互いの好意が見え隠れするこの距離感が、またいいのよね。
その後、私が乗る電車の改札まで送ってくれて、そこでバイバイ。
解散後、マサキからはすぐにLINEがきました。