なっちゃんとハヤト君に簡単な仕事を教えてもらいながら、その日は滞りなくバイトをこなしました。
お客さんが少ないタイミングや休憩時間で、なっちゃんが色々話しかけてくれたおかげで、バイトが終わるころにはすっかり仲良しに!
なっちゃんのフレンドリーさ、すごいよ!ありがたい!!
翌日もめちゃくちゃ忙しかったけど、何とか乗り切り…
そして、年内営業の最終日ってことで、お店を閉めてから、皆で忘年会をすることに!
飲み会じたいはめちゃくちゃ楽しかったんだけど、ちょっとだけモヤっとする出来事が。
なっちゃん「マサキさん、それ何頼んだの?」(マサキのドリンクを指しながら)
マサキ「日本酒だよ~!雨後の月っていう」
なっちゃん「おいしい?私も日本酒いこうかな」
マサキ「飲みやすいから、なっちゃんもいけるんじゃない?」
なっちゃん「一口ちょうだーい!」
!?
なっちゃんが…
マサキのグラスを手に取って、ぐいっと一口飲んだのだ!
えええええ!!
いや、いいけどさ?
もう大人だし「間接キスじゃん!」とか言うとしでもないしさ?
でもさ、わたし彼女だよ?
彼女の前でそんなことしちゃう??
なっちゃん「おいしいー!私もこれにしよ!」
マサキ「な?うまいよな」
いや、『うまいよな』じゃねぇんだわ!
お前も止めろよ!?(# ゚Д゚)
なっちゃんは明るくて優しくて本当にいい子だから、こんなこと思いたくもないけどさ!
けどけどやっぱりちょっとだけ、ヤキモチ焼いちゃうよね!
飲み会がお開きになって、マサキは私の家に泊まりにくることになっていました。
マサキ「マイちゃん、2日間伝ってくれて本当にありがとう!これ少ないけど、バイト代。もらっておいて!」
私「ありがとうー!」
わーい!バイト代もらっちゃった♪
私「皆いい人だし楽しかったー!」
間接キスのことは気になるけど…
今更その話を蒸し返すのもなぁ。
2人とも悪気があるわけじゃないだろうし…。
マサキ「ならよかった(^^)またお願いしちゃうかも!笑」
私「えー!全然また呼んで!」
うん!もう気にしないことにしよう!!
しかし、そう思っていた矢先。
1通のLINEがきっかけで、私の感情はまたかき乱されることになります。
なっちゃん「マイちゃん!2日間、お店手伝ってくれてありがとう!わたし来月の4日にまたB県に行くんだけど、マイちゃんもし時間あったら、飲みにでも行かない?(*^^*)」