マサキ「他…?いや、分かんないかな…」
あ~~~
もうマサキも別れる気だもんね?
今さら私のことなんてどうでもいいんだろうな。
私が何でこんな質問してくるのか?とか
そういうの考えるのもめんどくさいんだろうな……
なら、もう、いいよ!(←ヤケクソ)
私「マッチングアプリ!やってるよね?」
こっちから切り出してやんよ!!
マサキ「え……あ~…え、なんで……」
あ、さすがにちょっと動揺してるね?
私「ペアーズ!前いっしょに退会したけどさ、また再登録してるでしょ?」
マサキ「……再登録、っていうか……あ、あれじゃない?無料会員にしたはずだから、まだプロフィールとかが残ってるだけじゃないの?」
――はあああああ!?
この期に及んで、まだごまかそうとするか!!
私「いやいや。私の友達がペアーズやってて、マサキの写真『彼氏できた』って見せたことあったのよ。で、ペアーズでマサキのこと見つけたらしんだけど、その時『オンライン中』だったって言ってたよ?」
まだ「アヤ」のことには触れずに。
軽めのジャブからいきますよ~(・∀・)
マサキ「あ~……そうなんだ?たぶんペアーズから何か通知きてて、『何だろう』と思って見にいった、とかかも……?」
自分のことなのに、随分自信なさげに話しますね!?
そこまでシラを切るなら――
私「……アヤちゃん、て子と連絡とってるでしょ?」
マサキ「!!!」
マサキの顔が分かりやすく引きつった。
マサキ「え……なん、で……」
私「私さ、前にA県にも何人か友達いるって話したよね?アヤちゃんは、私の友達なの(大ウソ)」
マサキ「そうなん……」
もうさすがに、観念したようだ。
私「この間アヤちゃんと遊んだ時に『彼氏~』ってマサキの写真見せたらさ、『私この人とマッチングしてメッセージやりとりしてる…』って言うからさ、見せてもらったら本当にマサキだった」
マサキ「……」
私「アヤちゃん言ってたよ。『彼女いるのにアプリやる男とか、まじでありえないし興味ない』って」
マサキ「え……」
何ショック受けてんの、ウケる(・∀・)
私「本当はすぐブロックしようとしてたんだけどさ、私が今日マサキと会う約束してるって話したら、じゃあそれまでやりとり続けて、なんか聞けること色々聞いて探っとくよって。メッセージ、やりとりしてるんでしょ?」
マサキ「まじ、か……。うん、メッセージ……してた」
やっと認めたなぁ!?!?(゚д゚)