1週間後。
ゆうき君と2度目のデート!
今日は海鮮がおいしいお店を予約してくれたらしい。
楽しみすぎる…!
ゆうき「マイちゃん、おまたせ~」
待ち合わせ時間ピッタリに現れたゆうき君は、今日もしっかり!かっこいいなオイ!!
私「全然!私もさっきついたところだよ~」
ということで、早速お店にGO!
2人とも割とお酒は好きな方なので、この日は魚と日本酒を楽しむという、最高の時間を過ごしました。
なんか…今日のゆうき君、ちょっと距離が近いな……?
ど、ドキドキしちゃうじゃないか!!
この日はカウンター席だったこともあって、ゆうき君が近い!
酔っているのか、ボディタッチも多め…?
そういう私も、いい感じに酔っぱらってきて、ふざけてゆうき君に腕を絡めてみたり…
た、たのしい!!!!!←
そして、前回同様、1軒目で解散かと思いきや…
ゆうき「マイちゃん、まだ時間大丈夫?もうちょっと飲まない?」
私「!の…のむ!!!」
ということで、2件目は夜景が見える、いかにも雰囲気がありそうなバーへ。
そこでも、2杯くらいお酒を飲んで、何だかとってもいい雰囲気に!
「マイちゃんの素直で明るいとこ、本当に好きだな~」
「マイちゃんみたいな子が彼女だったら、毎日本当に楽しいだろうな」
「マイちゃんって、オレは恋愛対象としてあり、なし?」
なんて、甘い言葉のオンパレード!
こ、これは…
もうほぼ告白じゃないですかね!?
え、付き合えるフラグ立っちゃってる?
私さっそく、彼氏できちゃう!?
バーを出て、さすがに終電も近くなってきたので、駅に向かうことに。
途中まで同じ電車なので、ホームで一緒に電車を待っていました。
私「今日の一番最初に飲んだ日本酒、めちゃくちゃおいしかったよね~!」
ゆうき「あれね!やばいよね!まじですいすい飲めちゃう!」
私「また飲みたいな~。何だっけ?お酒の名前…」
ゆうき「あ、オレ写真撮ったよ!」
ゆうき君がスマホを取り出し、写真を見せてくれました。
ゆうき「これだ、風の森!」
私「あ、それそれ!」
ゆうき「これもよかったよね~!甘くて飲みやすい」
ゆうき君が、写真をスライドして、2杯目に飲んだ日本酒の写真も見せてくれてました。
私「龍が沢!初めて飲んだけどめちゃくちゃフルーティーだったよね!」
ゆうき君が撮ってくれた写真を見ながら、2人で盛り上がっていると…
ブーッ!
通知のバイブ音とともに、画面の上部に、LINEのポップアップ通知が、突如現れました。
『♡ayaka♡
今日もおつかれさま♡来週も』
スイッ!
私「!?」
通知が見えた瞬間に速攻で、ゆうき君の右人差し指によって、通知が消えてしまった。
え、っと…?
今のは……?
ゆうき「あ、けどバーで飲んだこのカクテルもすごいおいしくて…」
あ、なかったことにして話し続けようとしてる?
…いやいや、無理だろ!
いや、『おつかれさま』くらいね?
友達にも言うしね?
いいんだけどね??
でもさ…
『おつかれさま♡』
その『♡』は!何なのよ!?!?
え、ただの友達に送るLINEで、『おつかれさま』のあとに『♡』つけたりする?
そういうのって、彼女がやるもんじゃないの!?
しかも1行しか見えないから『来週も』…って、めっちゃ気になるところで終わってるんだけど!
『来週も』、なに?『も』って、なに??
もしかして今週も2人で会ってて、『来週も楽しみだね♡』とかそういう内容!?
…もしやキサマ、彼女もちと違うんか!?!?
私「あ、そ、ソダネ…」
…とは思いつつも、ハッキリ聞けないチキンなわたし!
バカヤロウ!!!(殴)
結局この日は『♡ayaka♡』が何者なのか聞けないまま、とぼとぼと家に帰りました。